ノコギリソウ】【アキレア】【ヤロー

     

キク科(ユーラシア大陸)

■この花の名前は、葉っぱを見れば一目瞭然、
葉が細かく切れこむので、ノコギリソウと呼ばれます。

学名の「アキレア」は、ギリシャ神話に登場するアキレスが、
この葉を使ってかかとの傷を癒したことによります。(主婦と生活社「花の園芸大百科」より)

■強健で土質も選ばず、乾燥にも強く、
肥料もいらず種でも増え、きれいな花も咲かせます。
株はあっというまに混み合い群落をつくります。
昔は丈夫で良く増える為、花壇の隅っこの方に追いやっていたのですが、
この頃は花色も豊富だし、花壇の良く見える場所に移しかえて咲いています。

■初夏に咲き終わったら、
切り戻しておくと、再び秋に花を楽しむ事ができます。
ただし、とても繁殖力旺盛なので、他の花達に進入しないように抜き取るなどして、
気をつけなければなりません・・・。
特にバラの樹の近くに植えておくと、後で大変な事になってしまいます。

■白い花は6月にピンク色は7月頃に咲きます。
母から黄色いノコギリソウももらってきたのですが、
いつのまにか枯らせてしまいました。
実家では黄色のノコギリソウもとても大きな株になっています。
また少し分けてもらおうかな・・・?

■花ことばは「戦い」「悲嘆のなぐさめ」

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