ととの「心に残る言葉」集


どこかで目にしたり耳にしたり、助言された一言に
助けられたり感動する事はたくさんあります。
今までに私が出会った言葉の中で、なるほどと感心したり、
心が疲れた時に元気や勇気をもらえた一言を綴って行こうと思います。
お気に入りの言葉をノートに書き留めて何年か経ちました。
たまにこのページを開いて、宝物のような言葉を口ずさんで、
さぁ、今日もまた元気に頑張ろうと思います!

 
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 ■空気と光と、そして友達、これだけが残っていれば気を落とす事はない【ゲーテ】
(なんて希望と勇気を与えてくれる言葉でしょう!)


 ■簿記は人類が創造した最高のものの一つである【ゲーテ】
(H17年5月、商工会主催の簿記講習会のテキストのトップにこの言葉が添えられおり、
講師の先生は簿記がどんなにすばらしいものかを熱く語って下さいました。
それ以来、振替伝票に数字を記入するたびに、ゲーテの言葉が頭を過ります。


■ この世の中は陰惨に見えるが、やはり春になると、
どの花からも永遠の快活さが笑いかけます【ヘルマン・ヘッセ】
(春の喜びは、どこの国でも、どの時代でも待ち遠しい季節なのです。
春は「希望」そのものです)


■ 日本をいま一度、洗濯致し申しそうろう【坂本竜馬】
■ ゆく春も心やすげに見ゆるかな、花なき里の夕暮れの空【坂本竜馬】
(司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでから、すっかり竜馬ファンになった私です)


■会津藩の教え

一つ
二つ
三つ
四つ
五つ
六つ
七つ
年長者の言う事に背いてはなりませぬ
年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
虚言を言うことはなりませぬ
卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
弱いものをいじめてはなりませぬ
戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
戸外で物を食べてはなりませぬ
ならぬことはならぬのです
【藤原正彦「国家の品格」より】


 ■米国アーリントン戦没者基地で、墓参りに来ていた老夫婦に、Bloody Jap!と言われた
主人公・壱岐正が、偏見と憎悪に満ちたその言葉に、
「日本の国はもっと世界の人々に理解されるように勤めねばならぬ」
【山崎豊子・「不毛地帯」の主人公の言葉】
(「不毛地帯」を読んで、このセリフに出会ったとたん、心に熱い何かが迸りました。
そして、終盤、辞表を出す場面では涙が・・・!)



■読書は人生のすべてが決して単純でないことを教えてくれました。
私達は複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。
人と人との関係においても、国と国との関係においても…。

(H10年10月・国際児童図書評議会世界大会で「読書の思いで」と題して
基調講演された皇后美智子さまの講演より、最終部分抜粋)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『赤毛のANNE』より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



■たとえ何百万ドル持っていても、ダイヤモンドの首飾りを何本も持っていても、
あの海の美しさをもっと愉しめるということはないのよ。(「赤毛のアン」松本 侑子訳)



 ■持っていて価値のある物には、多少の苦労はつきもの
【ANNEの青春より】



■あの花は、自分が薔薇でよかったと、きっと喜んでいるわ【赤毛のANNE】


■人は名前よりも行いが肝心ですよ【マリラの言葉】
(どんなに素敵な名前を持っていても、行いが伴わなくては何もならない、
どんなに高価な物を身につけていても、行い(心)が伴わなくては
何もならない、と思います。マリラの言葉にはいつも感心させられます)

■「もうくよくよしないことにする。でもね、また別の悩みがいくつもでてくるんだわ。
結局、いつも新しい心配ごとが次々とでてくるのよ、悩みぬいてしまうようなことが。
それに一つ解決すると、すぐに他の気がかりが出てくるの。
大人になっていくときって、じっくり考えたり、決断しなければならないことが増えるのね。
よく考えて、どうするか決める、いつもその繰り返しで忙しいの。
大人になるって、真剣にとりくむべきことなのね、マリラ。」【赤毛のANNE】

■「まあ、マリラ、何かを期待して待ち焦がれる事も、愉しみのうちの半分だわ」
「期待しても思い通りの結果にならないこともあるかもしれない。
でも、待ち焦がれる時の愉しさは、誰も止めることはできないわ。
リンドのおばさんは「何も期待しない人々は幸いなり。
決して失望することなきがゆえに」って言うけど,
何も期待しないよりは、期待して失望する方が、ずっといいわ」
【赤毛のANNE】
(そうです、待ち焦がれるワクワク感、走り出したら止まりません)


■過去は忘却のマントで覆うことにいたします【赤毛のANNE】
(忘却のマント・・・なんて素敵なのでしょう!)

■明日はまだ何の失敗もしていない新しい一日だと思うとほっとするわ【赤毛のANNE】
(そそっかしい私には、とてもありがたい言葉です。)


■血と肉でできている人間は、算数みたいにはいかないのさ【リンド婦人の言葉】


■(中略)アンには人生の喜びも哀しみも、人の三倍も激しく感じられるのだった。
激情的なアンの魂にとって、人生の浮き沈みは耐えがたいのではないかと案じていたのだ。
しかし、アンは喜びを感じる懐の奥ゆきも豊かなので、苦悩を差し引いてもあまりあるのだ。
【赤毛のANNE解説?】


■私が幾何の入試テストで失敗しようとしまいと、おてんと様はちゃんと
昇ってまた沈むのね【赤毛のANNE】
(何かで失敗をして悔やんでいても、そんな心とはおかまいなしに、
お日様は毎日ちゃんと昇るのです、安心してね)



■今、道は曲がり角にきたの。曲がったむこうに何があるのか
わからないけれど、きっとすばらしい世界があるって信じてるわ【赤毛のANNE】
(前向きで好きですね〜)




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 ■子供の小さな手でつかめるもの、それは、TVやビデオやゲームではない。
豊かな自然感覚こそが大切。【?】
(これを聞いて悲しいかな・・我が子はゲームは手でつかめるよ・・・と)

 ■事前に学習をした上での修学旅行は、生きた歴史教育である。
遊園地では決して得られない。
修学旅行なら大和路・・・【H14年・5月13日産経】
(これからの日本の国を背負って立つ子供l達には、先人の歴史を学ぶ事で、
未来に活かして欲しいと思います。)



 ■身につけた教育だけは誰にも奪えない。
心の中にある音楽だけは、誰にも奪えない。【?】


 ■人間の貯えている記憶のうちで、
物心ついた頃に父母のうちで獲得した記憶ほど貴いものはない。
最もみだれた家庭においてすら、その人の心が貴いものを捜し出す力さえ持っているなら、
貴重な記憶を残すことができるのである
【ドストエフスキー・「カラマーゾフの兄弟」】


 ■挫折を知らなきゃ、本当の強さは身につけられない。その為に用意された試合・・
敗北は「ダメかもしれない」と不安を背負わせる。そして、同時にその不安と戦う自分も
育ててくれる。それが、勝利を目指す活力となる。
【ボクシング・粟生 隆寛
(アオウタカヒロ)・18歳・H14年産経】
(なるほど〜、重みのある言葉です)


 ■一匹のミツバチがスプーン1杯の蜂蜜を作るには、
50日かけて、10万個もの花を訪れて蜜を集める
【H14年・9・11 ためしてガッテン】
(蜂蜜を食べる時、思い出しながらありがたく頂きましょう


 ■ビッグになる事を追い求めてきたけれど、何かが違った。人生においては、
お金を稼いだり、成功したりする事よりも、大事な物がある事に気づいた。
【H14・10・13マドンナ】


 ■・・・五十を過ぎて、こういう大人に育つ人もいる。こういう大人に私もなりたい。
私も早く五十になって、自分が少女の頃の心を失っていない事を早く
証明してみたい・・・【空色勾玉・荻原規子】


 ■はるか悠久の人類の歴史を遡る博物館や遺跡・宇宙の果てまで旅する
科学館は子供の心を雄大にします【蔭山秀男】
 

 ■青春とは
人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力・逞しき意志・炎ゆる情熱・怯懦を却ける勇猛芯・安易を
振り捨てる冒険心こ、こういう様相を青春というのだ。
年を重ねただけで、人は老いない。
理想を失う時に始めて老いがくる。
【青春「Youth」とは・・サミュエル・ウルマン70歳の時の詩】
(青春というのは、15〜25歳くらいまでだと思っていたのですが、
青春とはそんな数字ではなかったのです。
この詩からは、いくつになっても何かに挑戦して行きたいと
いう希望を与えてくれます)



 ■人生を切り開くには知識が必要【ルグリ・バレエダンサー】


 ■料理の極意、それは、愛情と工夫と真心です
【帝国ホテル料理顧問 村上信夫】
(私にとっての村上シェフの味は、玉ねぎたっぷりのシャリアピンステーキなのです)


 ■ケチは否定的な目で見られることも多いが、「利益を出す」という会計目的に対して、
最も合理的に行動している人間なのである
【さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 山田 真哉】
(その先に、ケチであることに全く苦痛は感じない。むしろケチケチしている
事自体が楽しかったりもするのである・・・と続くのです。
物を大切にする事や、もったいないという気持ちにも
繋がるのではないでしょうか?)



 ■幸せとは心の持ち方だと思います。【ターシャ・テューダー】
(ターシャの言葉はにもあります)

 ■しあわせはいつも自分のこころがきめる【相田みつを】
(ある日、東京駅南口での広告で知りました。)


 ■良い祭りがある町は、地域のコミュニケーションがしっかりしています。
祭りは年配者が若者に「教える」という作業を通じて人を育てる。
祭りにはそういう仕組みがあります。・・・・これだけの人数を動かすには
大人たちが協力し合わないといけない・・・
人を動かすことを学ぶ場となる。【確か産経だったかな?】
(お祭り大好きです!笛の音、和太鼓の音が聞こえると、いてもたっても
いられない、お祭り人間です。我が町にもささやかなお祭り行事が、隣町には
伝統的な大きなお祭りがあります。
地域の御神輿同士が豊作・大漁を祝って・願って感謝しながら、
御神輿の神様同士がご挨拶(?)する時、
来年の同じ日にまた喜びを分かち合う約束をして、
大別れをするところ、もう大感動です!役員さんご苦労様です)


■ 「情報に溺れるのではなく、まず自分の頭で考えることが先決」
「整理整頓すると、意外に集中力がつく」
【棋士 羽生義治】
(情報に振り回されて、ついついふらふらとしてしまう私です。
まずは自分の頭で考える・・・という当たり前の事が、いつも
後回しになっていたのではないか、と反省です)


■「才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし、今は十年とか二十年・三十年を
同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」
【棋士 羽生義治】


■嬉しいこと・感動したこと・気持ちはどんどん周りの人に伝える。
感動している時って、コトバではなく、自分から波動がガンガン出て、その波動に
共鳴する人に話すと「良かった!」とどんどん感動が伝わります。
そうなると、感動の渦が自分の中でもどんどん大きくなる。
何かに感動している時って、心がやわらかくなっていて、いろいろな
ものの見方ができるようになっている。もちろん、教えた人全員が感動するわけではない。
それはそれでいい。時間と共に、悲しいかな、感動は現実の中でどんどん
薄れていってしまう【キッパリ「感動は伝染する」より 上大岡トメ】
(そうそう、感動する時、感動を人に伝える時は、まさに
こんな感じです!感動は早めに伝えましょう。トメさん、ありがとう〜)


■僕は音楽は魔法だと思っている。だって、音楽は一人の人の人生だって
瞬間にして変えることが出来るんだ。聴いている人を全く別の世界や、
聴いている場所ではない空間・全く違う気分にだって運ぶことができるのだから。
音楽は人の思考回路に入り込むのと同じように、直接僕達の心の中にも
入ってくる。過去にもつながっているけれど、即時的なものでもある。
ブラームスやチャイコフスキーの時間を越えた優美さ
神秘的なドヴォルザークの悲しさ
リムスキー・コルサコフのエキゾチックさ
ホルストの高貴さ
シュトラウスの安定性
これらの曲はそれぞれが、魔法のように人の心を動かす力を持っている。
【指揮者  小澤征爾】
(シュトラウスの安定性・・そうなのです。シュトラウスは小学生の時から、
毎年のウィーンでのニューイヤーコンサートまで、長い間、安心して聞いているのです。
チャイコフスキーのバレエ音楽に関しては、かなりオタクな私です。
ブラームスは交響曲1・2番の大ファンです。
「時間を超えた優美さ」という言葉が美しいですね)



■人が立ち直るときに、ことばの力は大きい。
人間は人間と関わってゆくことで、もう一度前を向く力をつけていくのだと思います。
つらさやせつなさが心の滓となって積もったとき、この歌は、ことさら優しく胸に響く。
心のこわばりや閉じてしまった気持ちを、優しく武装解除してくれる。
人の幸せというのは、確かに壊れやすい。だけど、決して修復できない物じゃない。
また明日から希望を持って生きようという気になる。
【「涙そうそう」に対するエピソード  池田裕之キャスター】
(「涙そうそう」夫のCDを何度も車の中でボリューム
あげて聴いています。)


■言葉が繊細に使えれば使えるほど、言葉によって五感が研ぎ澄まされる
水の冷たさ・水に映る光の網・朝のしずくの美しさ・・・【宮沢賢治】
(園芸好きのネットの友人には、こんな方達たくさんいますね。
朝のしずくの美しさや、雨粒の飾りをつけた蜘蛛の糸の美しさは、
画像と共に、添えられた素敵な言葉をネットの友人達から
たくさん教わりました、ありがとうございます)


■「人生楽ありゃ苦もあるさ〜♪」【水戸黄門の主題歌】
(配役が変わっても、ずっと変わらないこの曲は、頭に残る一節ですね、
物心ついた時からTVで流れてました。
おじいちゃん・おばあちゃんがいつも見ていたから・・・)



■ 世界はもう私達にはほとんど何も与えてくれません。
世界はもう喧噪と不安とから成り立っているとしか思えないことがよくあります。
けれど、草や樹木は変わりなく成長しています。
そして、いつの日か地上が完全にコンクリートの箱で覆いつくされるような
ことになっても、雲の戯れは依然としてあり続けるでしょうし、人間は芸術の助けを
借りて、そこかしこに神々しいものへ通じる一つの扉を開けておくでしょう
【ヘルマン・ヘッセ「庭仕事の愉しみ」より】


■ 人生は願望だ・意味なんかどう言っても中味が変わるわけじゃない。
バラはバラらしく花を咲かせ、岩は岩であり続けたいとしているんだ。
木はこうだ、パンジーはこうして・・・・・
【チャップリン「ライムライト」より】
(チャップリンが両手をしなやかな葉のように頬につけ、
まさしくパンジーそのものの表情をしたのです、忘れられません)


■ 人生を恐れてはいけない。大切なのは生命だ、命だ!
地球が木々を育てるように、宇宙が命を躍動させる。
星にできることはただ、自分の軸にじっとしていることだけだ。
    太陽はどうだ。
2臆8千マイルもの焔を吹き上げて、エネルギーを浪費しても、
        太陽は考えるかい?
      意識はあるかい?
       無論ありはしない。
人生に必要なものは、勇気・それに想像力と少しのお金、ただそれだけだ。
【チャップリンの「ライムライト」カルベロの言葉】

■ You?(あなたでしたの?)
You Can See Now?(見えるようになったんですね?)
Yes. I Can See Now(ええ、見えるようになりましたの)
【チャップリンの「街の灯」】
(何度も見ていたこの映画、主人公が花売り娘と再会する
このラストシーンでは涙をおさえられなくなります)




■学校では、一人の子どもが算数ができなくても
体操にはすばらしい才能のあることが、よくあることを皆がしっている。
それによって子ども達はお互いがれっきとして違う人間であることを承認し、
お互いがその得意な点で社会に役立って行く事に尊敬と必要性を感じ、
私達皆がその才能を利用させてもらってこそ楽しい世の中ができるのだ…
という道理を自然に理解するのである(曽野綾子・サンケイ新聞正論より
H13・9・16)


けなされて育つと、子共は人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子供は乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子供も不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子供はみじめな気持ちになる
子供を馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子供も人を羨むようになる
叱り付けてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子供は明るい子に育つ
愛してあげれば、子供は、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子供は自分が好きになる
見つめてあげれば、子供は頑張りやになる
分かち合うことを教えれば、子供は思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子供は、正直であることの大切さを知る
子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子供はやさしい子に育つ
守ってあげれば、子供は強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子供は、この世の中はいいところだと思えるようになる
【ドロシー・ロー・ノルト 「子供が育つ魔法の言葉」子は親の鏡より】
(一言一言になんと重みがあるのでしょう。
これを思い出したように読んでは、つい反省です)


■闇の力に抗って世界を譲るのは、普通なら「愛」だけれども、
愛は独占心が強くて、結局は魔法の呪縛に近い。
この人も愛するがあの人も愛したいという博愛は、
愛の独占欲と相容れない。
けれども、友情は違う、友情は輪を作る。
この人を友とし、ある人をも友とするという
団結が成立する。
【トールキン「指環物語」荒俣宏の解説より】


■実際に目で見て、手で触れて、聞く事以上に価値のあるものなどありあません
【H17・8・28義家弘之  学校現場にて】


■ファーストフードの味は覚えていない。おばあちゃんが作った筑前煮が好きなんです。
靴も同じで作り手の顔が見えるのがいい。人と一緒に年をとって行く靴や、その人の
記憶に残るような靴を作りたい」【H17・9・3竹
原敏之介  靴職人】
(おばあちゃんが作った筑前煮、良いですね〜私はおばあちゃんが作ったのっぺ汁が
好きで、記憶に残る味なのです)


■・・・・・生きる原動力は、こうした非日常の感動の中にあるのです。
日常生活では出会えない、心揺さぶられるものに触れると、
子供は新しいことに挑戦しようという意欲を持つようになります【蔭山秀男】


■自分の体験や経験を絶対の根拠としたがる傾向が、読書嫌いの人には時々見受けられる。
こうした自己の体験至上主義は狭い了見を生む【斉藤孝「読書力」】
(はい、私です。気をつけます)


■アニメはスープ・漫画はスナック菓子・児童文学は離乳食(栄養があって読みやすい)
【斉藤孝「読書力」】


目の前の一つの神秘(宗教)にすべて心を奪われ、冷静な判断を下すことが
できなくなる者は、知性や教養があるとはいえない【斉藤孝「読書力」】



■政治家は国民と言葉を通してつながっている【H15・4・15産経】


■最近のアニメ映画は文化としては、非常に高度な技術で作品としても良い。
作品を作る側の想像があまりにも発揮されてしまっていて、見る子供の方が
その想像力を享受するだけでお腹がいっぱいになってしまう。【斉藤孝「読書力」】


■お宮参り宮司さんの言葉
赤ん坊のときは、肌をはなすな
幼児のときは、手をはなすな
子供のときは、目をはなすな
少女のときは、心をはなすな
【親の心構えH15・7・12産経】


■・・・・労働の辛さも爽やかさも、体験していないのだから、他の人生を
わかりにくくなっているのも当然だ。子供たちには、せめて常日頃こうした「ちょっと辛い仕事」を
させて、この地球上に生きる普通の人間の感覚を覚えさせておいてやらないと可哀相だ。
【H17・8
・29曾野綾子】
(汗まみれの労働、ここでは草取りに対しての事が述べられています。
・・・草取りは人間が生き延びるための基本的な作業である。
これを体験しているのといないのとでは、どうしてもものの考え方が
多少違うような気さえしてきた。そうかな〜?とも思いますが、
なんといっても、曾野綾子さんの言葉を聞いてから、
俄然草取りに対する気持ちに更なる確信を持ちました。
そう・・・草取りの後は、爽快感と満足感で心が満たされるのです
草取りの事を延々と書いてしまいましたが、ここで肝心なのは
子供にも汗をかく仕事をさせなければいけない・・ということです。)


■ぼくは同年代の友達と同じようにごく普通の子供だけれど、
ヴァイオリンだけは友達よりうまく弾ける。この、「みんなと同じだけど、一つだけ違う」というのが
ぼくにとっては大切なことです。
それが、「個性」とか「存在意義」とかいうものなのかもしれません。
【ヴァイオリニスト 五嶋 龍 17歳】


■「自惚れ」という肥料だけが、才気ある男をのばす道だ
■いただくときはあっさりと頂くものです。ご律儀も時によってよしあし、
うじうじと御遠慮なさるとお人が小さく見えます【司馬遼太郎「功名が辻」】 



■言葉というものは電光のように通じるもので、それは聞く方がその言葉を待っているからである【山本夏彦】

■人間生きていれば、自分の意図しない方へ方へと行くことだってある。
人はこれを誤解という【林 真理子「夜更けのなわとび」】



■東風吹かばにおいおこせよ梅の花、あるじなしとて春なわすれそ
【梅花を愛された菅原道真が太宰府へ西下の時、京の紅梅殿の梅にこの歌を詠まれると、梅花ははるばる一夜にして飛んできたというお話】


■私たちはすでに得ているものに対しては鈍感であり、評価し感謝することを忘れがちである
【曽野綾子(S49・4・19】・・・・・・・H20・11・23

■「友と酒とは古いほど良い」「友は第二の我なり」【故事俗語ことわざ大事典】


■「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。
■悲しい話は夜するな。つらい話も昼にすれば何ということもない
■人に気づかれないのが本当の優しさ・本当の親切。
                                        【「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七】・・・・・・2009年7月


■子供を持つ幸せには、金・銀・宝石にもおよばない【万葉集】


■日本には資源が全くない、あるのは人と人とによって産み出す知識・頭がある【ノーベル化学賞・鈴木章】H22・10・6



・・・・・・・・・・・・・・NHKの朝ドラで、登場人物が言った心に残った言葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『てっぱん』H22年放送

「この世に生まれた意味なんか人に聞くもんやない、自分で見つけるもんや、見つけられるかわからへんけどな」
「あんた、よう生まれてきてくれたなあ」H22.11.26
「おまえもわしとかあちゃんが、20年手をかけて育てた、ちいとばかりより道をしても心配しとらん」
「自分の始末は、ちゃーんと自分でつけてくるもんや」
「失敗は経験」
「もう少し、自分の仕事に高い値段をつけてみたら」
「子供のためなら人生なんぼでも差し出す。親ゆうもんは、そういうもんだと思うてきたさかいな」
「損得なんか考えて子育てなんかできへん」
「人に甘えるのではなく、力を借りると思え、借りたものは他の人に返せばよい」
トランペット「彼女の演奏、いいんですよ。いろんな思いに彩られている」
「相手に振り向いて欲しい時、もう恋は始まっている」



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■「壁」というのは、ゴールの直前にあるもの【三谷幸喜】

■生きていく上でのマイナス面も、考え方次第でプラスになる【林 真理子】

■少しでも善意を形にしようとする人がいたら、それを茶化したり避難するような事はしたくない【?】

■進路を考えるというのは、自分の在り方、生き方を考えると言う事【高校の保護者説明会で】H23・7・11

■音楽や芸術からは心のビタミンのようなものが届けられる【指揮者・佐渡裕】

■音楽は言葉を越えて伝わる(届く)【指揮者・佐渡裕】H23.8.10

■人生、笑える日の数で、その人の幸福度が決まる【柴門ふみ】

■死→迫って来る音のない音【日野原先生】


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NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』(H25年放送)で、心に残った名セリフ    H25年10月2日

*生きてることに訳なんてねえべ、生きてるだけで儲けだべ
*生きてる限り、大事じゃねえ時期なんてねえし
*ウニが一匹、ウニが二匹・・・・勉さんが一人、勉さんが二人・・・・・
*飛び込む前にあれこれ考えたって、どうせその通りにはなんね。だったら何も考えずに飛び込め、何とかなるもんだ
*何か言うことあんでねえか、言うなら、今でねえか
*ダサいくらいなんだよ、我慢しろよ
*逆回転、できないもんね、人生は
*分かる奴だけ分かればいい
*向いてないけど、続けるっていうのも才能よ
*アキちゃんの彼氏だから今スイッチ切ってるだけだからね、すぐ入るからね、スイッチ
*悪いようにしないからって、悪い奴のセリフだよね
*大事なチャンスなんだぁ!真剣にやってくれないと困るんだぁ!

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『海賊と呼ばれた男』百田尚樹著

*兵隊さんたちも命を的にして日本のために戦っています。商人もまた日本のために戦う所存です。
もし万が一、これで国岡商店が倒れるようなことがあっても、日本のためならば後悔はありません。

*私の将来よりも、日本の将来を心配していただきたい。私は原理原則を捻じ曲げることによって、
将来の日本の石油産業に禍根を残すようなことはしたくない

*たとえ九十九人の馬鹿がいても、正義を貫く男がひとりいれば、けっして間違った世の中には
ならない。そういう男がひとりもいなくなったときこそ、日本は終わる。

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剣道のI先生       「自分から!!」


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