アネモネ

 キンポウゲ科(地中海原産)


■初めてアネモネの球根を目にした時、その土の塊のような球根の形に驚きました。
当時は植える向きに注意を払って、植え付けました。
もちろん、今ではどこから芽が出てくるのかは、一目瞭然ですが・・・。

■大好きなキンポウゲ科の花の中でも、特に好きな花です。
↑の画像は2000年3月下旬の花壇で咲いたアネモネです。
アネモネはよく種が飛んで、草の中で4〜5月頃花を咲かせてくれます。
肥料が足りない分小ぶりですが、それもまた良いものです。
球根を植える前に石灰で土を中和しておくと、良い花を咲かせてくれます。
もちろん、何年も植えっぱなしでも長い間、決まったように花を咲かせてくれます。
植えつけた球根に急に水分を与えてしまうと、球根を腐らせてしまうそうです。

■そして、アネモネといえば、もちろんギリシャ神話!
美の女神アフロディーテに愛された美少年、アドニス・・・
月の女神アルテミス(アポロンの双子の妹)の森で、猪を追っていたために殺されてしまったのです。
その死を哀しんで、アフロディーテはアドニスを一輪のアネモネの花に変えました。
なんというロマンチックな神話でしょう・・・。
   
 
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